私は主にマシニングセンタなどの機械加工によって出るバリを除去する作業やケガ防止のために商品の角を落とす面取りの作業に従事しています。バリとはプラスチックを削ると出てくるカエリの様なものでこれが除去されず残ったまま納品されると不具合品となってしまいます。バリは見た目ですぐわかるような簡単なものから穴の中やねじ穴の中に残った少し厄介なものまで様々、これらをすべて取れるようになるのはとても大変でした。でも、不良品を流出しないよう責任感をもって毎日仕事にあたっています。その他にも加工をする際に付着した切削用の油を中性洗剤やアルコールなどで洗浄する作業やねじ穴を補強するためステンレス製のコイルを挿入する作業など手作業全般を任せてもらっています。
私は入社当時、子どもが小さかったこともあり、パート契約として働くことにしました。入社当初から社員の皆さんには丁寧に指導していただき、はじめは何もわからなかった自分がかなりスキルアップできたと実感しています。そして、入社していつの間にか10年が経ち、子どもも少し自立できるようになってきたのをきっかけに、今まで学んだ仕事内容をさらにスキルアップしたい、正社員になろうと思うようになりました。正社員になった分、今までよりも責任は増えましたが、自分のキャリアアップに必要なことだと、やりがいをもって日々仕事に取り組んでいます。
サンコーに来る前までは金属加工の会社で事務系の仕事に携わっていました。工場の現場仕事に携わることは初めてだったのではじめは何もわからないことばかりでしたが、当時の社員の方にも親切かつ丁寧にご指導いただきました。工場の雰囲気も和気あいあいとした環境で働きやすく、そのおかげもあり、自身もここまで成長することが出来たと思っています。私も正社員になったからには、かつて先輩社員の方から教えていただいたときのようにパートの方にもわかりやすく仕事を教えられたらと思っています。また、私には当時小学生の子どもがいたのですが、子どもが体調不良を起こした時も柔軟に対応してもらえたことも長く続けられた中で大きかったように思います。