今はマシニング製造部1課に配属されています。1課は主にマシニングセンタを使用した精密加工をする部署で手のひらサイズの部品から両手で持たないと持てないような製品まで幅広く製造している部署です。その中でも僕が担当している機械は比較的大きい製品を製造する機械です。以前に配属されていた汎用製造部3課はルーターという機械を使用して主に外装などに使用するカバーを製造する部署で作業効率やスピードを求められる部署でしたが、今の部署では一つ一つの寸法にもかなり厳しい精度を求められるような製品が多く、正確性が重視されるような部署になります。以前の部署とは全く違う技術が必要になってくるので配属された当初は戸惑いの連続で不安に思うこともありましたが、今は仕事にも慣れてきて、何事も自分のスキルアップにつながると思い、新しいことにもチャレンジしています。
前職では出来上がった製品の検査やお客様からのクレーム対応、また社内の監査などの業務を行い、品質向上活動を行っていました。サンコーに入社して驚いたことは休憩時間と業務中のメリハリがしっかりしていることでした。昼の休憩以外で午前、午後に各1回ずつ決められた時間に休憩があり、その時間でしっかりリフレッシュが出来るため、業務に集中できる環境が揃っていると感じました。今、入社して2部署目で仕事をさせてもらっていますが、日頃の業務内容にも慣れてきて、他の社員の方々とも仕事やプライベートの話をさせてもらうことが増え、公私ともに充実しています。
10年後の目標は、今従事している加工職の考え方や取り組みを十分に理解し、前職で培った経験も活かしながら「品質・生産性の安定」のさらなる向上に貢献していきたいと思っています。品質の管理は製造業の核となる部分です。当然責任の重い仕事でもありますが、前職からその分やりがいも感じておりました。ただし、前職の経験があるといってもサンコーでは扱っている品物も違いますし、一から覚えないといけないこともたくさんあります。それを理解し少しでも早く力になるために、まずは今の部署で行っている業務を完璧にマスターし、その後いろいろな部署でも業務を行ってみたいです。