節電プロジェクトに取り組んだきっかけ

本プロジェクトを立ち上げた2022年当時はエネルギー高騰の影響で電気代の急騰が問題となっていました。また、脱炭素化の動きが世の中でも本格的になってきており、その中で電力使用量にも注目が集まっていたことなどから、社内の電力使用量、使用方法の見直しを行う為、プロジェクトとしてたちあげることとなりました。

取り組み内容
プロジェクトメンバーからは
実際に行った対策
  • そもそも、毎月使用している
    電気量がわからない
    建屋別の電力使用量と支払い料金を、前年実績とともに従業員全員に毎月周知した
  • 1年を通じて、エアコンの
    設定温度が愛味
    要因・・・プラスチックは温度変化に弱いので、製造・検査・在庫エリアは23°C±2°Cの室温が必要
    室内温度と室外(外気)温度を、エリア毎に1時間単位で24時間記録し、
    季節毎のエアコン設定温度を検証・実施した
  • 「外は寒いのに、中はそうでもない」
    その逆も・・・冷房?暖房?
    送風?ドライ?
    要因・・・複数の従業員が同じエリアに居るため、各人の肌感の違いや換気(コロナ対策)の影響をうける
    エアコン設定温度を、夏は冷房25度・冬は暖房22度とし(送風・ドライは使用しない)
    エリア内の複数エアコンは同時稼働させる
  • EMS診断結果をみて、
    コンプレッサーの電気使用量が思っていたよりもかなり多かった
    コンプレッサーのエア漏れを総点検し修復
    機械毎のコンプレッサー配管を見直し(出力の大小を棲み分け)
成果
使用電力量比較
全社使用電力比較表